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2021-03-22

脂質について

こんにちは!アリエス整骨院です。

本日は脂質についてお話していきます。

脂質と聞くと、

健康に良くないなどあまり良くないイメージを持つ方も多いかもしれません。

もちろん食べ過ぎはよくありませんが、

体に必要なものですのでお話していきたいと思います!

まずは脂質はどのような働きをしてくれるのでしょうか?

脂質の働きは、

・エネルギー源となる

・ホルモンの材料になる

・細胞膜の材料になる

・脂溶性ビタミン(A,D,E、K)の吸収に関係

・体温の維持

などの働きがあります。

脂質は1gあたり9キロカロリーのエネルギーとなり、

糖質やタンパク質の約2倍のエネルギー量となります。

そのため摂取しすぎは身体に良くないですが、

効率よくエネルギーを摂取できる栄養素とも言えます。

そしてホルモンや細胞膜の材料となること、

脂溶性ビタミン(A,D,E、K)の吸収の助けにもなり、

体温の維持にもとても必要な栄養素です。

そして脂質にも種類があります。

脂質は脂肪酸といわれる成分から構成されていますが、

大きく分けると、

・飽和脂肪酸

・不飽和脂肪酸

に分けられます。

そしてこれらの大きな違いは、

常温で固まるかどうかです。

飽和脂肪酸は常温で固まるもので、

バター、ラードなどを指します。

主に動物性の脂質が飽和脂肪酸に分類されるものが多いです。

そして不飽和脂肪酸は常温で固まらないもので、

オリーブ油、魚の脂などを指します。

さらに不飽和脂肪酸には身体では合成することのできない必須脂肪酸も含まれています。

例えば、リノール酸、アラキドン酸、α‐リノレン酸、DHA、EPAなどです。

主に必須脂肪酸は大豆油などの植物油や、青背の魚などの魚油に含まれていることが多いです。

そして脂質を取り過ぎると、

悪玉コレステロールの増加、脂質異常症、動脈硬化、メタボリックシンドロームなどになる可能性があります。

特に、飽和脂肪酸がこれらを引き起こす危険因子となるため注意が必要です。

逆に不足してしまうと、

エネルギー不足、疲れ、脂溶性ビタミンの吸収がうまくいかずビタミン不足などが考えられます。

このように脂質は、

摂取しすぎも不足しても身体に悪影響を及ぼします。

自分が食べているものは飽和脂肪酸なのか、不飽和脂肪酸なのかを知ることだけでも健康につながると思います。

さらにお菓子類にも脂質が含まれていることは多いため、

揚げ物などを避けていても気がつかないうちに食べていることは多いので注意しましょう。

必須アミノ酸と同じように、脂肪にも身体では合成できない必須脂肪酸が存在します。

そのため、食べ物から取り入れる必要があります。

不飽和脂肪酸に多く当てはまる、

植物油や魚の油は意識して食事に取り入れることがおすすめです。

油だからといってすべてが悪いわけではないので、

どの種類の油なのか食べ過ぎていないかには注意が必要ですが、健康には必要なので適度に取り入れていきましょう!

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